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【道都大学】

グラスゴー便り~卒業生 梅田 力

【道都大学】

グラスゴー便り~卒業生 梅田 力


グラスゴー便り

現在、英国グラスゴー芸術学校修士課程に在籍する、卒業生梅田 力君から寄せられたメールをご紹介します。


安田先生

ご無沙汰しております。
ますますご活躍のことと思います。
北海道にもいよいよ夏到来でしょうか?

グラスゴーでは、気温が少しずつ上がりはじめ、ようやく夏が近づいていることが感じられるようになってきました。面白いことに、ここは緯度が高いため、夏になると夜の11時くらいに夕焼けが沈み、朝は3時頃から明るくなります。地元グラスゴーの人々は、仕事帰りや、休み時間には、みな外に出て、冬にはあまり浴びることができない日光を、この時とばかりに日光浴をして、お日様を噛み締めているように見えます。

先日、6月13日から、学部生及びMFA(Master of Fine art,2年制のマスターコース)のDegree show(卒業・修了制作展)が開催され、グラスゴー芸術学校はとても盛り上がりました。

オープニングの前々日の11日には、ビジネス(キュレーターやデザイン会社)を対象にしたプレオープニング、翌12日には、在校生及び在校生のゲストを対象にしたオープニング、土曜からは一般公開が行われ、たくさんの人が訪れました。

この展覧会では、学校が招待するギャラリーや、デザイン会社から声をかけられ、次へ繋がるチャンスを掴む学生もいるそうです。特に、学部生は初めて自分の作品を世に問う機会なので、気持ちのこもった作品が多かったです。また、MFAのショーは、現代美術館に来ているかのような、レベルの高い作品ばかりで、とても大きな刺激を受けました。

さて、私は1年制のマスターコースに所属しているので、学校は続きます。(学部生、および2年制の修士号の学生は、展覧会後卒業していきました)

現在は、2学期もなんとか無事突破し、授業は全日程が修了。最終課題である、修士論文/制作に取りかかっています。論文のテーマは、抽象芸術の発展の可能性を探るという大きな目標の下で、19世紀のクラシック音楽(中でも「絶対音楽」と呼ばれる美学概念)と茶道の「侘び茶」の美学概念を通じて、少し違った角度から抽象芸術を分析し、その美学を成立するために使われている「形式」を抽象芸術に応用し、制作に生かす事で、抽象芸術の発展の可能性を探るといったものです。

5月末には研究計画書も提出し、6月からリサーチ自体は本格的に始まりましたが、メソドロジーを含め、少しまだ理論が固まりきっておらず、方向性が若干変わる可能性がありますが、8月末の論文最終提出、および9月初旬に行われる修了制作展に向け、日々奮闘しています。

話は変わりますが、先日、学校の運営する動画ウェブサイトに、学生生活を紹介するビデオに出演を依頼され、少し恥ずかしかったですが、出演しました。あまりたいした事は喋っていませんが、スタジオの様子と最近のドローイング作品が見られますので、是非一度ご覧ください。

https://vimeo.com/129645400

学校のウェブサイトにも載っています。
http://www.gsa.ac.uk/life/

最後に、写真をいくつか添付します。
4月に行われた私たちのコース(M.RES Master of Research)の中間発表展覧会の様子と展示した作品です。私は、ポータブルで、再構築可能な彫刻作品を作りました。作品が自立しており、建築から解放されているため、ギャラリーの外、中を問わず展示ができるといった主旨の作品です。そのため、グラスゴー市内の幾つかの場所で、「展覧会」をしました。この作品は、最終研究にも繋がっています。

グラスゴー便り~卒業生 梅田 力

マッキントッシュビル前

グラスゴー便り~卒業生 梅田 力

卒業・修了制作展
(リードビルディング内の様子)

グラスゴー便り~卒業生 梅田 力

卒業修了制作展プレオープニングの様子
(リード、マッキントッシュビルの前


作品は現在、更新したウェブサイトにも掲載しています。
http://umedaisao.jimdo.com/gallery/installation/

北海道の夏は、爽やかで過ごしやすい季節とは思いますが、朝方など急に寒くなったりすることあるかと思います。ぜひご自愛ください。


道都大学掲載ページ






記事提供元:道都大学

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